2011年4月12日
出張中、会社からメールが入り、分析結果が出たことを伝えてきました。

あらゆる状況を鑑み、試験結果の結果を大急ぎで出していただけたものと、日本食品分析センターの皆様には本当に感謝します。
更に、ほうれん草や魚の分析結果を身を焦がす思いで待っていらっしゃる方々のために昼夜を問わず、試験にあたられていることを聞き及び本当に頭の下がる思いです。
とりあえず、すばらしい結果にスタッフ一同喜び、安心もしました。
ただし、ヨウ素の定量下限、つまりこれ以上小さい数字はこの機械では測れないと言う意味なのですがこれが20Bq/ℓと思ったより大きく、検出できなかったことの可能性からすると0から19Bqまでのどれかですが実際はわからないという表現になります。
もし採取した飯舘村の水道水が2000Bqもあったら「検出せず」表示の場合99%以上除去できたといえるのですが、元が68Bqでは「72%以上除去できた」としかなりません。
どちらも0〜19Bqにできた事実に、変わりは無いのですが・・。
私たちの機械の性能表記の問題はさておき、3月31日飯舘村の土壌から規定値の1600倍ものセシウム137が検出されたと発表された直後の水道水が68Bqしかなかったということは多少なりとも良かったと思いました。
この後、神奈川大学の井川先生にもご報告いたしました。
先生はこの実験方法とその結果報告をご覧になって、実験方法については合格を出してくださいました。
結果についても喜んでいただけましたが、定量下限値が思いの外大きかったことについて、皆様にはこの定量下限値のことも含め全てのことを表記するようにというご指示をいただきました。
先生の学者として人間としてのモラルに裏付けされた思いに私たちは動かされ、今回の結果を出すことができました。本当に感謝いたします。この場を借りてお礼申し上げます。
震災に遭われた方々の環境と心の復興を、心よりお祈り申し上げます。
今後アクアベンドジャパンとして何ができるか考えたいと思いつつ、今回のビオラ性能試験に関するご報告を終わらせていただきます。